一般財団法人 住宅生産振興財団

まちなみシンポジウム

第35回 住生活月間協賛・まちなみシンポジウム

住まい・住宅地の安全を考える
-防災と防犯の視点から-

昨今、気候変動によるゲリラ豪雨などの自然災害が頻発しております。また今年は住宅を狙った広域強盗について大きく報じられました。これからの住まいには、災害に耐えられるレジリエンス性能、防犯に優れたセキュリティー対策が求められます。安全に暮らすには、コミュニティという側面での取り組みも欠かせません。
本年は関東大震災から100年を迎える節目の年でもあります。今回は防災、防犯の視点から住まい・住宅地について議論し、あらためて考える機会にしたいと存じます。
●〈第1部〉基調講演
正しく恐れて、まちづくりの担い手を広げる
講師:山本 俊哉(明治大学理工学部建築学科 教授)

●〈第2部〉パネルディスカッション
モデレーター:山本 俊哉(明治大学理工学部建築学科 教授)
パネリスト: 松本 吉彦(旭化成ホームズ㈱くらしノベーション研究所 顧問)
磯打 千雅子(香川大学IECMS地域強靭化研究センター 特命准教授)
石附 弘(日本市民安全学会 会長)

視聴方法

期日:令和5年10月23日(月)
★本年度の開催は終了いたしました

タイムスケジュール

14:00 開演・主催者挨拶
14:05~15:05 〈第1部〉基調講演
「正しく恐れて、まちづくりの担い手を広げる」
講師:山本 俊哉(明治大学理工学部建築学科 教授)

15:05~15:15 休憩
15:15~16:55 〈第2部〉パネルディスカッション
モデレーター: 山本 俊哉(明治大学理工学部建築学科 教授)
パネリスト: 松本 吉彦(旭化成ホームズ㈱くらしノベーション研究所 顧問)
磯打 千雅子(香川大学IECMS地域強靭化研究センター 特命准教授)
石附 弘(日本市民安全学会 会長)

主催/後援

主催:(一財)住宅生産振興財団、日本経済新聞社
後援:国土交通省、住宅金融支援機構、都市再生機構

講師/パネリスト/モデレーター

第1部講師・第2部モデレーター:山本 俊哉(やまもと としや)/明治大学理工学部建築学科 教授


1959年千葉市生まれ。千葉大学大学院修了。博士(学術)。認定都市プランナー。マヌ都市建築研究所を経て2005年に明治大学に着任。10年から現職。専門は、建築・都市計画、安全学。認定NPO法人日本都市計画家協会会長、一般財団法人都市防災研究所理事、NPO法人向島学会理事、子ども安全まちづくりパートナーズ代表等。著書に「仮設住宅その10年」、「災害から命を守る『逃げ地図』づくり」、「防犯まちづくり」など多数。受賞に日本不動産学会賞(著作・論説)、都市住宅学会賞(著作)、日本建築学会賞(教育貢献)ほか。

第2部パネリスト:松本 吉彦(まつもと よしひこ)/旭化成ホームズ㈱くらしノベーション研究所 顧問


一級建築士、日本女子大学非常勤講師、日本インテリア学会評議員。1959年生。83年東京大学工学部建築学科卒業、同年旭化成工業(当時)入社。96年英国・マンチェスター大学Urban Design and Regeneration 修士コース修了(MA)。2003年より侵入被害修理の分析を始め、21年「戸建て住宅侵入被害15年間調査 ―変化に対応した防犯対策へ―」報告書を公表。

第2部パネリスト:磯打 千雅子(いそうち ちかこ)/香川大学IECMS地域強靭化研究センター 特命准教授


岐阜県生まれ。香川大学博士(工学)。香川大学危機管理研究センター特命准教授等を経て現職。2015年度地区防災計画学会賞(論文賞)を受賞。専門分野は、地域防災、事業継続計画(BCP)、地域継続計画(DCP)。国土審議会専門委員、岡山県防災アドバイザー、香川県防災会議委員、内閣府地区防災計画有識者会議委員、国土強靭化推進会議委員、内閣府南海トラフ地震対策ワーキンググループ委員、地区防災計画学会理事等を歴任。

第2部パネリスト:石附 弘(いしづき ひろし)/日本市民安全学会 会長


1969年一橋大学法学部卒業、長崎警察本部長など歴任。内閣官房長官秘書官の際は、平成元号の発表を担当した。退官後、WHOの推奨するセーフコミュニティ(SC:「コミュニティの予防安全」国際認証制度)に出会い、厚木市専門委員として国際認証取得(日本で3番目)に関わり、現在、「人中心のまちづくり・コミュニティづくり・ひとづくり」をライフワークに、講演・執筆などに活躍中。
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