近年の応募団体の傾向として、農村地帯や漁村地帯を含む幅広い既成市街地からの応募が多くなっています。 さらに、新規開発住宅においても、供給から数十年が経ち、まちを作り変えていくというフェイズにおけるまちなみづくりに取り組む事例が増えています。
国土交通大臣賞
団地名:北上川河口流域 伝統文化伝承地域(宮城県石巻市) 北上川河口域にある東日本大震災からの復興途上の農村・漁村。公的資金を使わず建設した復興住宅を宿泊施設へ再利用するとともに、築100年以上の板倉を海を臨む古民家カフェとして移転再生している。さらに、被災して数件となってしまった気仙大工による天然スレート屋根の伝統家屋の修繕に取り組み、昔のまちなみのパーツを大切に取り戻す試みを続けている。 |
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住まいのまちなみ優秀賞
団地名:上郷ネオポリス(神奈川県横浜市) 起伏を生かし一体感を持つ土地に50年ほど前に開発された戸建て住宅地。コンビニを併設したコミュニティ拠点「野七里テラス」との連携など、開発事業者の協力を得ながら、多様な地元団体が様々なまちの空き空間を利用して再生活動を行っている。 |
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住まいのまちなみ賞
団地名:河原町西郷地区(鳥取県鳥取市) 水に恵まれた山裾の村。人間国宝の窯元を含む3つの窯元を核に、ものづくりの郷として移住者を増やす計画を策定。空き家を活用した移住支援は、住民がそれぞれの得意な分野で関与するなど、きめ細やかな取り組みを行っている。 |
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住まいのまちなみ賞
団地名:竹野浜自治会区(兵庫県豊岡市) 北前船の寄港地として栄えたまちに、住宅の外壁に焼杉板を使ったユニークなまちなみが近現代に形作られてきた。移住してきた若い人たちが地元の人と一緒になり、焼杉板という建築材料を梃子にして、まちおこしイベントや移住促進の活動を進めている。 |
●審査委員長
大月 敏雄(東京大学教授)
●審査委員
岡田 昭人(まちづくりプランナー)
菊池 雅彦(国土交通省大臣官房技術審議官)
齊木 崇人(神戸芸術工科大学名誉教授)
坂井 文(東京都市大学教授)
佐々木 俊一(国土交通省大臣官房審議官)
森 まゆみ(作家・編集者)
●主催
(一財)住宅生産振興財団、(一社)すまいづくりまちづくりセンター連合会
●後援
国土交通省、(独)住宅金融支援機構、(独)都市再生機構、
(一社)住宅生産団体連合会、(公社)日本建築士会連合会、
(一社)日本建築士事務所協会連合会、(一財)ハウジングアンドコミュニティ財団
●協賛
旭化成ホームズ、スウェーデンハウス、住友林業、
積水化学工業、積水ハウス、大和ハウス工業、トヨタホーム、
パナソニックホームズ、ミサワホーム、三井ホーム
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第16回(2020年度) 審査結果 | 第17回(2021年度) 審査結果 | 第18回(2022年度) 審査結果 |
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